2007年06月03日

#509 観覧方法を強制するな

「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」を観に行った。
長いこと待たされたあげく強制的に30分弱の映像を見せられ、その後移動した展示室では人混みに阻まれて、さっと流し見をするのが精一杯。
楽しみにしていた展覧会だったのに、失望と怒りと疲労しか印象に残らず。
だが帰宅後ネットで評判を調べてみると、意外にも好意的な感想が大半を占める。
けれど好意的に受け取っている人達は、たいていは「初めてミイラの作り方を知ったよ!」というような方が多いようで、私や友人のようにある程度の前知識を持っている客には何の価値も感動もない映像だった。

映像の内容は、写真展示でも十分代用できたように思う。
実際展示の方でも、映像と多くかぶった説明が用意されていたし、当今流行りの音声ガイドの有料貸出もあったし。
『入門編』には確かに映像はうってつけだが、『中〜上級者』には不要なレベルなら、“観る側”に選択権が与えられるべきなのだ。

展覧会の方向性自体が一般受けを狙う事自体は、100歩譲ってもいい。
集客は、博物館の維持の為にも大切なことだから。
だがせめて、映像は「見たい人だけご覧下さい」方式にし、どんな映像を流してるかを事前に説明した上で、見るか見ないかは客に任せるべきだと思う。
客層に幅がある以上、私達のように「しょうもない映像見せられて、時間を空費しただけだった」という感想しか抱けない者は、数は少なくとも必ず存在するんだよ。

1時間立ちっぱなしで待たされて、疲れた上に(おそらく貧血or血圧低下が原因の)体調不良に見舞われて。
展示はそれなりに見応えがあったものの、人混みをかき分けてまで解説を読む気力はすでに残っておらず。
最低最悪の展覧会だった。
正直なところ、招待券利用、つまりはタダで観たという1点だけしか救いは無かったね。(#T-T)q
posted by しろー at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 糺:といかける・ただす
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